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2010年11月11日 千之ナイフさんからマイミク申請 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2010年11月11日  千之ナイフさんからマイミク申請

11月11日(木)
水曜日の夜中、そろそろ寝ようと思い、Mixiをチェックしたら、マイミク申請が来ていた。
誰だろう?と思い開いてみると「せんの」さんという方。
まったく面識・記憶がない。

私は、基本的にマイミクさんは、会ったことがある方、ネット上で何度もコンタクトしている方に限定している。
その基本原則からすると「せんの」さんという方は、お断りすることになる。
でも、まあ、お断りするにしても、どんな方か見ておくのが礼儀。
で、「せんの」さんのプロフィール頁を見てみた。

まず、プロフィール画像の女の子の絵に目が止まった。
このタッチ、記憶がある。
で、眠い目をこすりながら、名前の欄を見ると「SENNO KNIFE」。
「せんの ないふ? うわ~ぁ、千之ナイフさんだぁ!」
もちろん、即、「マイミク承認」のお返事。

千之ナイフさんは、1960年、東京都生まれの漫画家で、成人向漫画雑誌をはじめ、一般誌、少年・少女誌など幅広く活躍されている。
作品はホラー漫画、ファンタジー漫画が多く、作風は緻密かつ耽美的な絵柄で、独特の謎めいたストーリー展開が特徴。
代表作に『ワルキューレ』(久保書店 1989年)、『鏡の国のちづる(文庫版)』(シュベール出版 1997年)などがある。

私が千之さんの作品に初めて接したのは、某成人漫画誌に連載されていた「逢魔がホラーショー」(単行本『逢魔がホラーショー』久保書店 1991年)を偶然見つけた時。
連載誌・連載年次は不明だが(スクラップして保存してあるはず)、1980年代末のことだったと思う(*)。

卓越した技術をもつ逢魔先生が院長の性転換専門病院が舞台で、美少年が(望むと望まないとにかかわらず)性転換手術されて美少女に変身していくストーリーが、エロっチックに、そして妙に明るく描かれていて、いっぺんでファンになった。

ペニスがある「美少女」が活躍する『レディエキセントリック』(司書房 1990年)とともに、駆け出しの女装者で、そしてまだぜんぜん自己肯定ができなかった私の、憧れの世界であり、ある意味でバイブル的存在だった。
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(左)『逢魔がホラーショー』(久保書店 1991年)
(右)『レディエキセントリック』(司書房 1990年)

『逢魔がホラーショー』も『レディエキセントリック』も、それまで暗いイメージが強かった「性転換」を、明るく肯定的に描いた最初の作品として、今でも高く評価している。

だから、昨年の暮れ、SFジェンダー研究会から「マンガに見るセンス・オブ・ジェンダー」のアンケートを依頼された時、手塚治虫『リボンの騎士』、弓月光『ボクの初体験』、秋本治『Mr.Clice』とともに、迷うことなく千之さんの『逢魔がホラーショー』と『レディエキセントリック』を挙げさせていただいた。
そんな方からの思いがけないマイミク申請で、ほんとうにうれしかった。

PS.千之さんのお仕事の一端は、下記のサイトで見られます。
「千之ナイフ美術館」
http://www.ceres.dti.ne.jp/~nekoi/SENNO/SENfirst.html
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↑ 表紙の「彼女」、ただの美少女ではありません。
 元は男の子の性転換美少女です。
(左)『逢魔がホラーショー1』(シュベール出版 1995年)
(右)『逢魔がホラーショー2』(シュベール出版 1996年)

(*)『逢魔がホラーショー』の初出は、以下の通りでした。
  『漫画ゴリゴリ』1~5(1988年10月~1989年2月)
  『スーパージャック』(1989年4月)
  『コミックビッグ』(1989年6月)


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