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2012年07月03日 保険証の性別、裏表記もOK [仮置き(引用のため)]

2012年07月03日 保険証の性別、裏表記もOK

7月3日(火)
たしかに川崎市の国民健康保険のカードは、性別記載の文字が一回り大きくて、やたらと目立つ。
気分的に良くないのは確かだけど、大きく書いてあるのは、その必要があるから。

救急搬送など緊急性を要する医療の場合、その人が男性の身体か、女性の身体かというのは診断の重要な要素になる。

そういう意味で「性別表記の削除」をしてしまうと医療面でマイナスがある。

まあ、「裏に表記する」というのは、便宜的ではあるけども、ひとつのアイデアかもしれない。
と思って裏面を見たら、川崎市の場合、裏はドナーカードになっていた。

【追記(19時)】
朝、大学の講義に出掛ける前にウチで購読している『朝日新聞』の記事(だけ)を見て、上のコメントを書いた。
ところが帰宅してWebで『読売新聞』を見ると、どうも必ずしも拍手できない話のようだ。

『朝日』の記事だと、裏面に「男」とだけ書いてあるように読めるが、『読売』によると、表面に性別記載がなく、裏面の備考欄に「戸籍上の性別、男性(性同一性障がいのため)」と記されているとのこと。

う~ん、なんでここで病名(精神疾患名)が記されるのか?
それと、わざわざ「戸籍上の性別、男性」と記す論理がわからない。
表面に「女」と記し、その説明として裏の備考欄に「戸籍上の性別、男性」と注記するのなら論理的に理解できるが・・・。
ほんとうにこの措置で、ご当人は喜んでいるのだろうか?

性別が裏面に記載されている保険証なら私も欲しいけど、そんな精神疾患名が注記されるような保険証は欲しいと思わない。
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保険証の性別、裏表記もOK 性同一性障害、松江市対応

心と体の性が一致しない「性同一性障害」と診断された松江市の上田地優(ちひろ)さん(54)が、国民健康保険証の性別表記の削除を求めたところ、市が2日、裏面だけに性別を表記した新たな保険証を交付した。厚生労働省によると、こうしたケースは「これまで聞いたことがない」という。

上田さんは戸籍上は男性だが、性別適合手術を受けずに女性として生活している。5年前から保険証の性別表記をめぐって市や厚労省に要望を出してきた。

市の保険証が4月に個人用のカード型に切り替わり、性別表記が目立つようになったことから「病院に行きづらい。生きる権利が侵されている」と訴えていた。上田さんは「思いを伝えれば動くんだなと思った」と対応を評価した。
『朝日新聞』2012年7月3日1時38分
http://www.asahi.com/national/update/0703/OSK201207020181.html
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性別記載なしの保険証交付 性同一性障害の団体代表に…松江市

松江市は2日、心と体の性が一致しない「性同一性障害」と診断された市民団体代表、上田地優(ちひろ)さん(54)に対し、性別欄に男女別を記載しない新たな国民健康保険証を交付した。上田さんは「男性と記された保険証を示すのは精神的に苦痛」として、5年前から保険証の記載を「男性」から「女性」に変更するよう市に要望していた。厚生労働省によると、性同一性障害を巡り、本人の要望で保険証の表記を変更したのは全国初という。

市によると、新たな保険証では、目に付きやすい表紙の性別欄に男女別を記載せず、裏面の備考欄に「戸籍上の性別、男性(性同一性障がいのため)」と記している。市は本人の要望を受けて同省などと協議、保険証表記の変更を決定した。

上田さんは2006年に性同一性障害と診断され、翌年、戸籍名を変更。性別適合手術を受けておらず、戸籍上は男性のままになっている。上田さんは「時間がかかったが、大きな前進。誠心誠意の思いが通じてうれしい」と話している。
『読売新聞』2012年7月3日
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120703-OYO1T00336.htm
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性同一性障害:性別、保険証裏に記載 松江市、「提示苦痛」訴え受け

心と体の性が一致しない「性同一性障害」(GID)と診断された松江市の上田地優(ちひろ)さん(54)に、市が2日、国民健康保険証の表にある性別欄に性別を記載せず、裏面に特記事項として戸籍上の性別を記した保険証を新たに交付したことが分かった。GIDの当事者は、性別適合手術や家裁の審判を経て戸籍を変更すれば、保険証の性別も変えられる。厚生労働省によると、戸籍の変更はせず、保険証の表記方法を変えたのは「把握している範囲では全国初」という。

上田さんは06年1月にGIDの診断を受けた。今年4月に保険証がカード化され、性別表記が目立つようになったため「医療機関で保険証を提示するのが苦痛」と市側に訴えていた。同市は島根県や厚労省と対応策を協議して先月、裏面記載を提案。厚労省も「問題はない」として市の方針を容認。同市保険年金課は「(上田さんが)困っていたので国などに問い合わせた。緊急避難的に対応した」としている。

上田さんは「市には感謝している。他の自治体も認識を変えなくてはいけないのではないか」と評価している。

市民団体「性と人権ネットワークESTO」の真木柾鷹(まさきまさたか)代表は「周囲の人に保険証を見られ、実生活の性別と異なると疑問に思われる。医療機関を受診するのも楽になるので、こうした動きが広がっていくといい」と話している。【曽根田和久、五味香織】
『毎日新聞』2012年07月03日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20120703ddm041040091000c.html

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